ファイナルは、まだ終わらない。

クロスカブ JA60 オイル交換方法

クロスカブ JA60のオイル交換方法を解説。オイル量0.8L、ドレンボルト締付トルク24N・m、推奨オイルPro Honda STANDARD 10W-30など、DIY整備に必要な情報をまとめています。

クロスカブ JA60のオイル交換方法を写真付きで解説します。

オイル量・ドレンボルト締付けトルク・交換時期・必要工具・注意点をまとめています。

DIY初心者でも作業できるよう実際の整備手順を紹介します。

CONTENTS

なぜオイル交換が必要なのか

クロスカブ JA60は高い耐久性を持つエンジンを搭載しています。

しかし、どれだけ頑丈なエンジンでもオイル管理を怠れば性能は低下します。

  • エンジン保護
  • 燃費維持
  • シフトフィール維持
  • エンジン寿命延長

これらのためにも定期的なオイル交換が重要です。

UTILITY MACHINEを長く運用するための基本メンテナンスになります。

オイル交換時期

HONDA推奨
  • 初回:1,000km
  • 以降:3,000kmごと
  • デブトラXでは年間走行距離約5,000kmに対し、過酷な環境下を避け、春と秋の2回実施しています。(約2,500kmごと)
  • デブトラXでは毎回フィルターも交換していますが、2回に1回でも全く問題ありません。

クロスカブ JA60のオイル量

  • 約0.8リットル
  • フィルター交換時:約0.85リットル

1リットル缶があれば、十分余ります。

使用したオイル情報

Pro Honda STANDARD(旧ウルトラG1)

10W-30

10Wは低温時の粘度、30は高温時の粘度です。

交換量

約0.85リットル

オイルフィルターを替えない場合は約0.8リットルほどです。

オイルの交換量

オイルはオイルレベルゲージで確認する必要があります。0.8リットル入れたからOKというわけではありません。多くてもダメ、少なくてもダメです。

確実にオイルレベルゲージの範囲内にあることを確認するようにしてください。

ドレンボルト締付けトルク

24 N・m

オイルフィルターカバーボルト締付けトルク

10 N・m(6 mmの標準締付けトルク)

用意するもの

エンジンオイル

Pro Honda STANDARD(1リットル缶)

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ドレンワッシャー

12×20×1.5mm

毎回交換します。

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オイルフィルター・フィルターカバーOリング

毎回変える必要はありません。2回に1回で十分です。

KITACOからオイルフィルターセットが販売されており、その中にドレンワッシャーも含まれているため、ついでに交換しています。

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ソケットレンチ

メガネスパナでも問題ありません。

ただ、ソケットレンチのほうが圧倒的に作業は楽です。

精度の低いスパナは絶対に使わないようにしましょう。ネジが舐めると取り外すのが究極に大変になります。

ドレンボルトが12 mm、オイルフィルターカバーが8 mmなので、リンクのソケットレンチ、もしくはメガネスパナ2本あれば充分です。

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パーツクリーナー

ドレンボルトを抜いたあと、ドレンボルトをきれいにするためのものです。ホムセンの安いやつでも全く問題ありません。

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ウエス

なんでも問題ありません。100均のマイクロファイバーのものでもいいですが、繊維が残らないものがベストです。

自宅で洗濯機に入れるのをためらわれる方は使い捨てがいいです。

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オイル受け

1リットル近くの廃オイルが出ます。オイル処理箱が便利と思われますが、小さくても2.5リットルサイズがほとんどです。

オイルパンで受け止めてトイレットペーパーに染み込ませて燃えるゴミで捨てるのが一番安上がりです。

オイルパンは1リットル入ればいいと考えがちですが、こぼす可能性が非常に高いです。

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トルクレンチ

非常に重要です。

ソケットレンチやメガネスパナでねじ切ってしまうと修理代が一気に跳ね上がります。

このサイトを見ている方は少なくともプロではない方がほとんどかと思います。

感覚よりも数字を信じるようにしましょう。

校正証明書が付属しているものを選んでください。

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オイルジョッキ

必須ではありませんが、オイルを入れすぎた場合、オイルを抜くには、大きめのシリンジや耐油ホースなどで抜き取ることになり、非常に手間です。

オイルジョッキがあれば、とりあえず0.8リットルを図ることができるため、神経を使わなくてすみます。

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クロスカブ JA60 オイルドレンボルトの位置

車体右側からアクセスします。

クロスカブ110 JA60のエンジン下部。オイルドレンボルトの位置とフロント側・リア側の向きを示した解説画像

クロスカブ JA60 オイルフィルター位置

クロスカブ110 JA60の右側エンジン。フィルターカバー取り外し後のオイルフィルターハウジング、スプリング位置、オイルフィルターの向きを示した整備解説画像。

クロスカブ(JA60)オイル交換作業手順

作業は必ず水平な場所でセンタースタンドを立て、しっかり固定して行ってください。

STEP
エンジンを暖機する

2〜3分程度アイドリングし、オイルを温めます。

温めることで古いオイルが排出しやすくなります。

STEP
オイルフィラーの取り外し

オイルフィラーを取り外します。

取り外す際にオイル量やオイルの色などを確認します。

オイル量の確認方法
  1. オイルフィラーを抜く。
  2. オイルレベルゲージのオイルを拭き取る。
  3. オイルフィラーを入れる。(締めない)
  4. オイルフィラーを抜いて、レベルゲージを確認する。
  5. 範囲内にあれば問題ありません。
STEP
ドレンボルトを外す

オイルパンをドレンボルトの真下にセットし、エンジン下部のドレンボルトを緩めます。

オイルが勢いよく出るため注意してください。

火傷に注意してください。

STEP
オイルを排出する

完全に排出されるまで数分待ちます。

このタイミングでドレンボルトやワッシャーの状態も確認します。

STEP
オイルフィルターを取り外す
  • オイルフィルターを交換しない場合は読み飛ばしてください。
オイルフィルター交換時に必要なもの
  • オイルフィルター(新品)
  • オイルフィルターカバーOリング(新品)
  • Oリングは再利用できません。

ドレンパンをオイルフィルターの真下にセットし、オイルフィルターカバーを取り外します。

スプリング、オイルフィルターを取り外します。(ラジオペンチ、先の丸いピンセットがあると便利です)

マイナスドライバーでガリガリ取るのは止めましょう。ハウジングが傷つきます。

カバーを外すと勢いよくスプリングが飛び出る場合があります。いきなりポンと外さないよう注意してください。

STEP
ハウジング内の掃除
  • オイルフィルターを交換しない場合は読み飛ばしてください。

スプリングをチェックし、ハウジング内のオイルを拭き取ります。拭き取るだけで問題ありません。

STEP
オイルフィルター、オイルフィルターカバーのOリングの交換
  • オイルフィルターを交換しない場合は読み飛ばしてください。
  • 新品のオイルフィルターカバーのOリングに廃油を塗り取り付けます。
  • フィルターをセットします。
  • スプリングを入れ、フィルターカバーを締めます。(締付けトルクは10 N・mです)
STEP
キックペダル

キックペダルを2〜3回踏むことで、少し残った廃油を吐き出します。

  • 微量しかでないのでやらなくても問題ありません。
STEP
ドレンボルトの取り付け

ドレンワッシャーを新品に交換し、ドレンボルトを取り付けます。

規定トルクは24 N・mです。

締めすぎないように注意!

ドレンボルトを締め終わったら、パーツクリーナーでドレンボルト周辺を拭き取ります。

STEP
オイル注入

オイルを注入します。

オイルの規定
  • 10W-30
  • オイルフィルター交換時:約0.85リットル
  • オイルフィルターを交換しない場合:約0.8リットル

注意点は入れすぎた場合、オイルを抜くのは非常に面倒なので、とりあえず0.8リットルいかないくらいを入れ、オイルレベルゲージで確認しながら継ぎ足してください。

STEP
確認運転

オイルレベルゲージが既定値に入ったら、オイルフィラーを取り付け2〜3回キックペダルを踏んだあと、アイドリングします。この時、アクセル少し回し、異音がないことも確認します。

1分ほどアイドリングが終わったらエンジンを止め、フィルターカバーからのオイルの漏れ、ドレンボルトからの漏れがないことを確認します。5分程度待った後、オイルレベルゲージでオイル量を確認します。

既定値だった場合は、これで終了です。

少なかった場合は、既定値になるまで継ぎ足して終了です。

交換後チェック

オイル交換で余ったオイルについて

余ったオイルはしっかりと蓋を締め、冷暗所で保管すれば1〜2年は保つといわれています。日常の点検で減っている場合などに使用できるため、次回のオイル交換までは残しておくことをオススメします。

実際に交換して感じたこと

クロスカブ JA60は整備性が高く、自分でメンテナンスしやすい車両です。

オイル交換後は、シフトチェンジのスムーズさやエンジンの静音性など変化を感じやすい整備項目です。

特に通勤やツーリングで距離を走る方は定期交換がおすすめです。

MAINTENANCE LOG

Cross Cub JA60は速さを競うための機体ではありません。

毎日を支えるUTILITY MACHINEです。

だからこそ、小さな整備の積み重ねが長い運用につながります。

今後も実際の整備データとして記録していきます。

TRANSMISSION SOURCE

デブトラXのアバター デブトラX FINAL RIDER

D-TRACKER X FINAL EDITIONを愛し続ける重量級ライダー。

カスタムやメンテナンスを楽しみながら、長く乗り続けるための情報を発信しています。
サービスマニュアルやパーツリストを参照し、実車確認をもとに記事を作成しています。

ファイナルは、まだ終わらない。

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