サスペンションアームやショックアブソーバは、走行安定性や乗り心地に大きく関わる重要な部品です。
スイングアーム連結部のがたやベアリングの摩耗、フロントフォークやリアショックのオイル漏れを放置すると、ハンドリングの悪化や異常振動の原因になることがあります。
本ページでは、D-TRACKER Xサービスマニュアル掲載の定期点検項目をもとに、サスペンションアームおよびショックアブソーバの点検方法をわかりやすくまとめました。
愛車を安全な状態で維持するため、定期的な点検にお役立てください。
サスペンションアーム
サスペンションアーム連結部のがたの点検
ジャッキを使用してリアホイールを地面から浮かせます。
スイングアーム連結部をアクスル付近で持ち、左右に揺するなどして、連結部にがたがないか点検します。
がたがある場合は、リアショックアブソーバ取付部やスイングアームベアリングを点検します。
サスペンションアームの損傷の点検
スイングアームに損傷や変形、亀裂がないか目視で点検します。
著しい損傷がある場合は、スイングアームを交換します。
スイングアームピボットシャフトの緩みの点検
スイングアームピボットシャフトに緩みがないかレンチで点検します。
緩みがある場合は規定トルクで締め付けます。
- 締付けトルク
-
- スイングアームピボットシャフトナット
-
88 N・m
ショックアブソーバ
フロントフォークの損傷およびオイル漏れの点検
フロントフォークに損傷がないか目視で点検します。
フロントフォークを数回上下させ、作動がスムーズか確認します。
また、曲がりや異音、オイル漏れがないか点検します。
損傷やオイル漏れがある場合は、オイルシール、Oリング、ワッシャなどの関連部品を交換するか、損傷部を修理します。
がたや異音がある場合は、フォークオイル量や取付部の締付け状態を点検します。

リアショックアブソーバの損傷およびオイル漏れの点検
リアショックアブソーバを数回上下に伸縮させ、作動がスムーズか点検します。
がたや異音がある場合は、リアショックアブソーバにオイル漏れや曲がり、損傷がないか目視で点検します。
また、取付部の損傷や緩みも確認します。
リアショックアブソーバにオイル漏れや曲がり、損傷がある場合は交換します。
取付部に損傷や緩みがある場合は、損傷部品を交換します。
- サスペンションは走行安定性や乗り心地に大きく影響します。
- フロントフォークやリアショックのオイル漏れは早めに対処しましょう。
- がたや異音がある場合は、ベアリングやリンク機構もあわせて点検しましょう。
- オイル漏れを放置するとサスペンション性能の低下につながります。
Final Log
愛車を安全な状態で維持するため、定期的な点検にお役立てください。
点検方法や整備手順については、各解説記事もあわせてご覧ください。
愛車と走り続けるために。
ファイナルは、まだ終わらない。



