この記事は公開時とは異なり、納車前に執筆していたものです。
実際の乗り心地や維持費、カスタム、トラブルなどについては納車後に改めて記事にする予定です。
結論から言えば、整備費を安く済ませるためです。
納車が待ちきれなかった
D-TRACKER X Final Editionの納車が決まってからというもの、毎日が落ち着きません。
納車されたらどこへ行こう。
海沿いを走るのもいいし、山のワインディングも楽しそうだ。
そんなことを考えながら、ツーリングマップを眺める日々を過ごしています。
しかし、その一方で不安もあります。
今回購入した車両は、発売から10年が経過した中古車です。
しかも走行距離はわずか244km。
もはや中古車というより展示車と言った方が近いかもしれません。
低走行車だからこその不安
もちろん低走行車は魅力です。
ですが、低走行だから状態が良いとは限らないことも知っています。
むしろ少しは走っていたバイクの方が調子が良いこともあります。
特に心配なのはゴム部品です。
シール類やホース類、ダストシールなどは走行距離よりも経年劣化の影響を受けやすく、10年という時間は決して短くありません。
フォークオイルやクーラントなども含め、納車後にどんな状態なのかは実際に見てみなければ分かりません。
そんなことを考えているうちに、気が付けば整備動画ばかり見るようになっていました。
自分で整備できるようになりたい
フォークオイル交換。
ブレーキパッド交換。
クーラント交換。
チェーン交換。
タイヤ交換。
どうせなら自分でできることは自分でやろう。
クロスカブでもある程度の整備はやってきました。
せっかくなら、トラブルが起きても原因くらいは分かるようになりたい。
そう思うようになりました。
オイル交換やブレーキパッド交換はもちろん、クーラント交換やタイヤ交換まで自分でできるようになれば、数年で元は取れるかもしれません。
まず買ったのはサービスマニュアルだった
そう考えた私は、まずサービスマニュアルとオーナーズマニュアルを手に入れることにしました。
実はクロスカブJA60のサービスマニュアルも持っています。
当時はネット上で「こんなことが書いてある」という情報は見かけるものの、中身を見ることはできませんでした。
いったいどんなことが書いてあるのだろう。
そう興味を持ちながらも購入を迷っていたところ、誕生日プレゼントとして家族に買ってもらったのです。
ページをめくるたびに、メーカーがどのような考えで整備手順を作っているのかが分かり、とても面白かったことを覚えています。
工具を揃えながら納車を待つ
工具についても、少しずつ揃えてきました。
ドライバー。
ラチェット。
ソケットレンチ。
スパナ。
メガネレンチ。
チェーンブラシ。
そして5〜60N・mまで対応したトルクレンチ。
まだ十分とは言えませんが、基本的な整備なら挑戦できる環境は整っています。
残る大物はタイヤ関連です。
そういえばD-TRACKER Xはチューブタイヤでした。
クロスカブJA60はチューブレスタイヤなので、タイヤ交換はお店にお願いしています。
その前に乗っていたスーパーカブJA10も同様にバイク屋さんにお願いしていました。
仕事や育児に追われ、自分でタイヤ交換をする余裕もなかったからです。
ですが今回は少し違います。
タイヤレバーやリムプロテクター、パンク修理用品などを少しずつ揃え始めました。
できるかどうかは分かりません。
それでも挑戦してみたいと思っています。
先日、仕事帰りに馴染みのバイク屋さんへ立ち寄りました。
スーパーカブ。
クロスカブ。
そして独身時代に乗っていたバンディットやインパルス。
長年お世話になっているバイク屋さんです。
そこでD-TRACKER Xを購入したことを話しました。
最近は購入した車両以外の整備を断るお店も少なくありません。
そんな中で、
「持ってきてくれるなら整備くらいやってあげるよ」
と言ってもらえたことは、とても心強く感じました。
サービスマニュアルは納車待ちを楽しむための一冊だった
納車まで、まだ少し時間があります。
サービスマニュアルを読み、工具を揃え、整備動画を見ながら勉強する毎日です。
もちろん不安がないわけではありません。
10年という年月は、走行距離だけでは測れない部分もあります。
ゴム部品やシール類、フォークオイルなど、実際に乗り始めてから見えてくる問題もあるでしょう。
それでも、不思議と不安より楽しみの方が大きいのです。
困ったときには相談できるバイク屋さんがいて、自分で整備するための工具も少しずつ揃ってきました。
何より、10年近く憧れ続けたD-TRACKER X Final Editionがもうすぐやってきます。
サービスマニュアルを買ったのは、整備費を安くするためだったのかもしれません。
でも今思えば、それは納車を待つ時間を楽しむための一冊だったのかもしれません。
ファイナルは、まだ終わらない。

